« 「ノガラッツァ」 大阪・西天満・イタリア料理 | メイン | 「タンポポ」 大阪・堂島・鉄板焼 »

2010年5月13日

「喫茶葦島」 京都・河原町三条・珈琲店

偶然立ち寄った珈琲店で、発見と驚きがありました。

京都・河原町三条東南角の文明堂ビルの5階。

10051330.jpg

1階に小さく「自家焙煎」と書かれていました。


気になりエレベーターで5階に上がってみると、
なんともすっきりした空間。

10051327.jpg
辻村久信さんの花がありました。
辻村さんのデザインと感じました。

テーブル席のソファも相当居心地の良い感じでしたが、
やはりカウンター席に座りました。
マスターに聞くとオープンは5月15日とのことで、
今はプレ・オープン期間だとか。


そしてカウンター右奥に

10051328.jpg
1キロの直火型焙煎機が置いてあります。


まずはブレンドをお願いしました。
ここでまず一つ目の驚きです。
一般的にブレンドというと、
ブレンドした豆を一つの容器から取り出し、
ミルで挽き、珈琲を淹れるのです。


しかしここでは、
5つの容器から丁寧に軽量した豆を一つの容器に入れるのです。
つまり常にブレンド仕立ての状態です。
「このほうがブレンド具合が一定すると思います」とのこと。
なるほど。
一つの容器だと、そこでそれぞれの豆の割合は
変わってくる可能性は高いです。

では次に珈琲を淹れる手順です。
ペーパーフィルターを使います。
ドリップとペーパーフィルターを馴染ますために、
セットしたペーパーに湯を注ぎます。

10051325.jpg
通常、この湯は捨て去るのですが、
なんとここではポットに湯が入った状態で
珈琲を抽出してゆくのです。


その姿を見て、一瞬、
「あれ?湯を捨てるのを忘れているのかな。
 いやそんなことはない」
と思っていると、少し抽出した液体を捨て去りました。

10051326.jpg
「うちの焙煎した豆だと、
 最初のえぐみや雑味がここで出てしまうので、
 いろいろ試しましたが、この手法が一番かと思いました」
との説明です。


一口飲みました。

10051320.jpg
たしかにすっきりと酸味と苦味のバランスが素敵です。
新たな驚きです。


ガトーショコラもオーダー。

10051322.jpg
これが濃厚で硬さも程よく、印象深いものでした。

煎り具合などの話をしていると、
深煎りが一種あるとのこと。
「マンデリンです」。
好きな豆です。
迷うことなくオーダーしました。

「湯を入れることなく淹れましょうか」
と聞かれたのですが、店の流儀に従いました。
これも見事な一杯でした。


空間といい、内装といい、装置といい、
本当にじっくり時間を過ごすにはとても嬉しい一軒です。

同時に珈琲の世界がまた広がるような体験でした。

10051318.jpg


喫茶葦島
京都市中京区三条河原町東入ル大黒町37
文明堂京都ビル5F
075-241-2210

投稿者 geode : 2010年5月13日 12:06

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.geode.co.jp/cmt/mt-tb.cgi/35