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2007年11月 5日

「ル・ポンドシェル」   大阪・北浜   フランス料理

パリの三つ星レストラン「グランヴェフール」のシェフ、ギイ・マルタン氏を料理顧問に迎える大阪・北浜のフランス料理店「ル・ポンドシェル」が高層ビルの最上階から、向かいの旧いビルの1階に移転し、11月から営業を再開した。


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パリならセーヌ川畔、大阪の中之島を囲む大川畔に建つビルは、色気のある佇まいである。歴史を感じさせ、前の眺望とは全くちがった雰囲気を漂わせるレストランとなった。

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メディア関係者の食事会があり、「あまから手帖」「柴田書店」「放送作家」という面々でテーブルを囲んだ。

前菜は

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フォアグラとセップ茸のラヴィオリ
ポルト酒風味のオニオンのコンフィのタルティーヌ

メニューの文字からは相当に濃厚な味わいを予想したのだが、思いの外軽い。もちろん味はしっかりしているのだが、食後感が軽いのはさすがである。


魚料理は

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鱸の胡桃付け焼き ジロル茸のニョッキとロースト添え
アルガンオイルの香ソース

鱸はフランスでは、どちらかといえば秋から冬の魚である。10月のパリ「ランブロアジー」でも魚は鱸であった。胡桃を貼り付け、香ばしさを出すと同時に食感を変える。そこにジロル茸の旨みとアルガンオイルの香りが交差する。いい料理です。

肉料理は

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仔羊背肉のココット焼き エスプレット風味 トリュフの香る南瓜のくろめすきスモークした仔羊のソース

仔羊はテーブル横までココットで運ばれ、その場でデクパージュされる。これは厨房が地階にあり、完成した料理が冷めないようにという工夫である。見事な火入れと、スモークした仔羊のソースが素敵な相性となった。

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デザートは

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マロンとピスタチオのデリスとそのミルクシェイク

これはやや濃厚な味わいだが、これとてドシンと来る重さではない。小菓子をペロリと食べても、全くの余裕である。

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このレストランを預かるパスカルというシェフの料理は、じつに軽やかで身体に優しいのである。

編集者や書き手が集まると、料理に集中しながらも、仕事の話が話題の中心となってゆくのだ。この日も日本語の持つ意味など、種々のテーマで話は広がりをみせたのである。

約一ヶ月前にパリの本陣で食したので、比較するわけではないが、その差異が感じられて楽しかった。

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LE PONT DE CIEL(ル・ポンドシェル)
大阪市中央区北浜東6-9
ルポンドシエルビル 1F
06-6947-0888

※門上武司「食」研究所サイトに、

 11/5付
 ☆『海外通信』 Paris通信Vol.3「食とデザイン」 アップしました。

 http://
www.kadokami.com/

 その他、
 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.2「ビュジェ セルドン(ロゼ・ムスー)」
 
 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.1「日本酒の今、これからに思うこと」

 ☆「名店の賄い」第一回 「祇園 さ々木」

 ☆今月の「学会」レポート
  2007年9月度「第57回 福臨門酒家 大阪店」
 
も公開中。↓

 http://
www.kadokami.com/

投稿者 geode : 2007年11月 5日 11:47

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