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2007年5月22日

「ラ・フォーリア」  兵庫・芦屋   イタリアン

浅井兄弟。双子で同じイタリア料理のシェフ。弟は苦楽園で「イ・ヴェンティチェッリ」を。兄は芦屋で「ラ・フォーリア」。どちらも人気店である。

阪神芦屋駅からすぐ。「アンリ・シャルパンティエ」本店の東側、コンクリート打ちっ放しのビルの3階、昼間なら大きな窓から立派な樹木が見え、おおらかな気持ちになる。

京都の若き料理人を含め8名で食事。
「今日は、香りがテーマです」としっかりしたメートルドテルが説明を。

一皿目
視覚に訴えるメッセージがすごい。
野菜の緑が大声を出している。この元気な姿を見てくれ、と言わんばかり。
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ブロッコリー、ソラマメ、うすい豌豆、赤キャベツにリゾーニというパスタが入る。
野菜の青々とした新鮮な香りが匂い立つ。


二皿目は
フェットチーネにサマートリュフ。
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これは運ばれてくる途中からトリュフの香りというより強烈な匂いが漂ってくる。その香りでパンチを喰らい、ブラウンマッシュルーム、アンチョビ、ニンニク、トリュフのジューが入ったソースとパスタとの相性も見事。無言となってしまう。


三皿目は
しそ入りジャガイモのニョッキ
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淡路島の活け鱧にコーン、アスパラガスが入る。ピリッとした辛味とニョッキを噛むとしその香りを感じる。


四皿目は
「茶路めん羊牧場」の仔羊とズッキーニの花。
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この仔羊は北海道釧路近くの「茶路めん羊牧場」のモノで料理人垂涎。アニョドレ(ミルクラム)で匂いはほとんどなく、ズッキーニの花にはカレー風味の穀物などが入る。マルドンというイギリスの結晶の大きい塩やピノ・ノワールの澱で作った塩も付く。しみじみと旨い一皿である。


五皿目は再びパスタが出る。
仔羊の内臓を使ったパスタ(パッケリ)である。
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さがり、ほほ肉、タン、ハツ、レバー、肺、食道などを肝のソースで和える。パッケリというナポリのマカロニの兄貴分のようなパスタは太く存在感があり、濃厚な味わいをしっかり受け止める。メインのあとに、仔羊の内臓を使うパスタを出すというチャレンジに拍手である。


デザートは
土佐上のフルーツトマトのグラタン
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サバイヨーネソースがかかる。

その後珈琲が出て、話をしていると水出しの日本茶が運ばれる。この憎いホスピタリティも素晴らしい。

コース料理は香りをテーマとし、最後のパスタの印象的なことなど、思い出深いディナーとなった。


ラ・フォーリア
芦屋市公光町9-3izaビル3階
0797-23-8887

投稿者 geode : 2007年5月22日 10:22

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